インターネッツ

インターネットの歴史なんてさんざん書かれているでしょうから、だれも興味のない個人的な目線での歴史でも。

1996年、高校の入学時にパソコンを買ってもらう。今から思えばえらく贅沢な・・・

その年の秋ごろ、テックWin(だったはず)の付録CDに、パソコン通信"FIELD"のアクセスソフトが添付されていました。パソコン通信といえば玄人向けのものというイメージがありましたが、FIELDはソフトからダイヤルアップをして、GUI操作でログイン可能、、、と素人向けw

試しにつないだのがきっかけで、遠方の人とチャットをする楽しさを知りはまってしまいました。

しかし、FIELDのアクセスポイントは東京のみ・・・愛知から電話回線を使用してつなげるわけなので、当然電話代はものすごいことに・・・○十万円とか、、、、

1997年の夏ごろ、ついに地元にもインターネットプロバイダが!
早速早速申し込みました。
当時はテレホーダイのサービスを契約するのが一般的でした。
午後11時から朝8時まで定額料金で使用できるものですが、そのおかげでテレホタイムの開始時にはなかなか繋がらないということがよくありました。

当時はネットサイトとしては日本語サイト自体が少なく、日本語で書かれた個人サイトを見つけたら嬉しくなってしまうくらいだったと覚えています。
今のインターネットと比べると、「小さくてオープンなコミュニティ」という印象。今は逆に「大きくてクローズドなコミュニティ」ですね。

「小さくてオープンなコミュニティ」のおかげで、さまざまな職業の方や、さまざまな年代の方と知り合い、気軽にお話しすることができました。
「ご近所さんをさがせ」のようなサイトも、当時のインターネット人口の少なさを物語っていたのでしょう。

さて、この頃はダイヤルアップ接続「33.6Kbps」のモデムで接続していました。これは友達から貰ったシリアル接続のモデムで、パソコンについていたのは14.4kbps(^^;
PHSの通信速度のほうがましですねw
でも33.6kbpsでも、元からついてたモデムよりは幾分ましでしたw
なんせ100KB/s以上が結構出ていましたから。

1MBのダウンロードに1時間が当たり前でしたし。

いつごろか忘れましたが、フレッツISDNサービスに加入。
電話2ch使えるのも便利でしたw
でも間もなくフレッツADSLサービスが開始され、8Mbpsのサービスに加入。
このころからインターネットも劇的に変化していったと思います。

気がつけばインターネットは「大きくてクローズドなコミュニティ」になっていました。
以前のような「ネット的な出会い」はなぜか「出会い系」となり、イメージ的にも良くないものに(商用サービスになりきってしまったから?)。。。

同じ趣味、同じ趣向、同郷、同級生、など、ローカルな集まりの延長戦としてのインターネット利用に変化していきました。

かくいう自分自身、地元の友達との連絡などに使うようにはなって行き、昔知り合った方々とは連絡を取らなくなってしまいましたが。

まとまりのない文章になってしまいましたが、ネットの変化は社会の変化に対応した結果なのかなぁと感じます。
これも文化なのでしょうかね。

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