Xperia SO-01Bへの、Android2.3カスタムROM(ThGo2)導入方法

以前、海外版2.3.3ROM導入方法について記載していますが、今回はThGo2のXperia SO-01Bへの導入を想定して書き直したいと思います。


おやくそく:端末のRoot化、カスタムROM導入は文鎮化(=端末が動作しなくなり、復帰もできなくなる状態)するリスクが常に付きまといます。きちんと下調べし、リスクを理解したうえで実施するようにしてください。また、たとえ文鎮化したりしてもROM作者様やドコモに泣きつかないこと。


必要なもの


○新規導入手順

  1. Xperia SO-01B(ストック2.1)をRoot化(ストック2.3.3でのRoot化はこの方法ではできません)
    1. FlashToolを起動
    2. XperiaをパソコンにUSBで接続(USBデバッグ接続を有効にしておく)
    3. FlashToolのRootのボタンが有効になったらクリック
    4. Xperiaが再起動します
    5. FlashToolのAsk Root Permsをクリック
    6. XperiaでSuperuser取得の許可・拒否の画面が出ますので、許可をタッチ
    7. FlashToolでxRecoveryをクリック→xRecoveryがインストールされます。
    8. xRecoveryでバックアップを取ったり、TitaniumBackupでアプリをバックアップしたりしてください
      • ここでFlashToolがうまく接続できなかったり(Rootボタンが有効にならないなど)する場合は、Android SDK、ADB環境等が作れていない可能性がありますので、チェックしてみてください
  2. FlashToolを解凍したフォルダ内にfirmwaresというフォルダがあるので、そこにBaseband.71ファイル(ftfファイル)をコピーしておきます。
  3. ThGo2_v2.0.zip、GPS_Fix2_JP.zip、sound_pack_v1.zip、その他必要なAddonファイルをXperiaのmicroSDにコピーしておきます
  4. Xperiaを再起動して、「SonnyEricsson」のロゴが出たら、音量下キーを1秒程度の長押しを数回して、xRecoveryを起動します
  5. 念のため、Backup and Restoreより、Backupしておきます
  6. FullWipe(FactoryReset)、Wipe Cache Partition、Advanced Optinosより→Wipe Dalvik Cache、Wipe Battery Statを実行します(FullWipeかけた時点で端末のデータ、システムがすべて削除されます)
  7. Install Custom ZipよりChoose Custom Zipを選択、、ThGo2_v2.0.zipをインストール
  8. 完了したら、GPS_Fix2_JP.zip、Sound_pack_v1.zip、その他AddonのZipを同じように、Install Custom ZIP→Choose Custom Zipよりインストール
  9. 必要なファイルのインストールが完了したらXperiaの電源を切ります(電源ボタンでは切れないので自分はバッテリー抜き挿しします)
    • Basebandが.71導入済みの場合はReboot PhoneでOK(次の工程も省けます)
  10. FlashToolの「Flash」をクリック
    1. Baseband.71をFlashする(電源を切った状態で、Backキーを押しながらUSBを挿すよう促されますので、画面の表示通りに。USBを挿して、Xperiaが認識されると案内画面が閉じますので、そうしたらBackキーを離します)
    2. Flashが完了するとFlashToolの画面に「turn on Unknown Sources and Debugging」と表示されます
    3. USBを抜いて電源をONします
  11. 再起動して、安定するまで放置します
  12. バージョンをチェックします
    • モデル番号(SO-01C)、Androidバージョン(2.3.3)、ベースバンドバージョン(2.1.71)、カーネルバージョン(ThGo2 v2.0からはカスタムカーネル。もしSEMCなどになっていたら、手順4,7,8を順に再実施してください)、ビルド番号(ThGo2_(@_@)_v2.0h_with_Th_kernel(ROMバージョンによって変わります))
  13. Enjoy!

既に2.3.3ROM(Rooted、xRecovery導入済み)を使用中の方は、手順3から実施してください。また、手順10は不要です。

以上となりますが、間違い等あれば修正します。

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